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正倉院展

091028

昨年、初めて行ってその魅力のとりこになってしまった
正倉院展

この時季の限られた間だけ、
いにしえの時代の宝物たちが
私たちの目の前にお目見えする、特別なひととき

 
今年の目玉は、このチケットにある 琵琶

 
この 描かれた絵の美しさもさることながら
裏面に施された細工が 本当に美しい
展示ケースのガラスに 顔がベッタリくっつきそうな勢いで
食いつくように見入ってしまう

それにしても 琵琶に限らず、時代を問わず
楽器というものは 音を発していない その姿だけでも
惹きつける魅力を持っていると思う
そこにあるだけで 美しい

 
もうひとつ 忘れられないのが 碁盤

私は 囲碁も将棋もしない(できない)ので
盤そのものには 愛着とか そういうものはないのだけど
側面や脚の部分の装飾をはじめ
細部まで行き届いた細工がしてあり
盤面に引かれている線までも 象牙が使われている

当時の 美へのこだわりが 伝わってくる

 
展示品のなかの 幕や衣服、帯といった布の類は
さすがに時間により劣化して、ほつれ破れていたりするけど
そこに残っているその生地の風合いや色使いが
経過した時間の長さと、それでも変わらぬものを伝えているよう

 
今回、皇室の方々の正倉院展との関わりを
写真や資料で紹介するコーナーがあり
当時と同じ、蚕を使い
(現在の蚕とは別種で、小さい繭をつくる)
染め方や織り方も 再現されたという絹織物が展示されていて
とてもシンプルな織物ながら
その色の鮮やかさや光沢に 目を奪われる

この美しさが、さっき見てきた
時間で褪せてしまった幕や帯に甦ったら
どれほど優美で華やかだっただろう

1000年以上の時間って どのくらいの長さなのか
まるでイメージできないけど
なんとなく、ぼんやりと、想像してみるのは
思った以上に楽しい

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