Art

第63回 正倉院展

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今年は初日に行ってきました。

自分の日程を考えてみて「今日しかない!」ってこともあり
また、TVとかで紹介され始めると混雑ぐあいも違ってくるかも?
と思ったからなのです。
 
奈良に到着して、早めのランチをとった後
鹿たちに出迎えられつつ入口にむかうと、意外にも「待ち時間0分」
奈良駅では‘30分’の表示があり
それでもラッキーと思っていたので、するりと入る事ができたのは
本当にありがたい。
 
展示会場に入ってみて、正倉院展らしい独特な雰囲気を感じつつ
いつもより柔らかな空気が漂っている気がするのは
大きな‘香木’のせいだったのでしょうか。

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絵画三昧

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美術展の2本立てです!
 
どうしても観てみたかったのはフェルメールの3作品で
時間と体力にゆとりがあったので
立て続けに絵画鑑賞することになりました。

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書に知る、優しさとか力強さとか

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武田双雲氏の書道展です。

書道って、少し敷居が高いというか
どう見たらいいのかよく分からないというのが正直なところで
例えば‘絵’のような好みとか圧倒されるとかいうイメージが
あんまり無いような、そんな気がしていたんです。
 
けど、双雲さんの書く文字は、メディアやポスターなどで見て
なんとなく、何かが伝わってくるようで好きだったんです。
 
ひとつひとつの作品(文字)に短いコメントのような言葉が添えられ
その込められた思いを表すように
荒々しかったり、柔らかだったり、模様のようだったり。

いちばん印象的だったのが「心」という文字。
見た瞬間はそれが「心」と書かれているものとは分からず
心臓そのものの姿のように見えてドキッとしました。
 
最後のコーナーではモニター画面を使って映像でも見せていて
これもとっても面白い表現でした。
この中でも出てきた「心」は、人の顔の優しい表情のようで
文字の形としての面白さと、そこに込めるものの自由さに
‘書’というか文字で表現するって、奥が深いんだな~と。
 
展示の前半で、作品に添えられていた活字だった言葉たちが
後半には、大きな紙面に、様々な大きさの文字で
さらさらと、きままに書き記したかのようにいっぱい書いてあって
それを読んでいるだけで、優しい気持ちになったり
励まされたり、笑顔になったりする私がいました。

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芸術の秋~正倉院展~

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今年は遷都1300年の記念の年なので、
奈良は様々な行事もあったりして、人で溢れかえってるに違いない。

正倉院展も、今年は相当な人気なんだろう。
 
・・・だとしても「今年は行かない」なんて選択肢はないのです。
 
近鉄奈良駅に到着し改札を出てすぐ、
「120分待ち」の表示が目に入ったけど、ひるまない。

国立博物館では、予想通りの長~い列。ここにも「120分待ち」
といいつつ、実際に会場に入ることができたのは1時間後。

よかった。

・・・と、展示会場を進んで行くと、
また「最後尾」の案内板が目に入った。

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ルノワール展

国立国際美術館

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ルノワールを始めとする‘印象派’の作品は
個人的には、それほどには関心を持っていなかった。
 
もう少し時代をさかのぼった絵画の方が、
見てみたいという気持ちが強い。

なので、せっかくだし… という程度の動機だったのだけど
行ってみて本当によかった。
行かなかったら、後で後悔した。そんな気持ちになる。

もっとも、行ったからこそ言える話で、
行かなきゃ知らずに通り過ぎてた訳だけど。
 

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新しく、古き良き町、北浜

仕事で出掛けた北浜。 
別に、珍しい事ではないし、久しぶりな訳でもない。
 
駅からの地下道で直結されているタワーマンションには
洒落たショップやレストランや、フィットネスクラブまであるし、
地上を歩いてみても、歩道も広く整備された高層ビルでは
1階にあるローソンさえ、通常のあのブルーの看板はなく
洗練されたイメージで営業してたりする。
 
かと思えば、
‘レトロ’な建造物が、今どきのビルに並んでいたり、
木造の建物が会社として営業しながら保存されていたり。
 
そんなことを思って街を眺めてたのは
ココロに余裕があったのかなぁ・・・
あぁ、時間には余裕があったのは確かだけど。
 
で、せっかく時間があったので、少し早いけどランチでも・・・
と見つけた、『五感・北浜本館』

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大正浪漫な空気と存在感のある、大正生まれの建物で
1階が、あま~い香りが漂うスイーツの店舗。
2階まで吹き抜けになった天井から下がった
シャンデリアの素朴ながら存在感のある姿を、
2階にあるティサロンの通路から眺めることができる。
 
‘GOKAN’のケーキやお菓子は、
そんなにスイーツ好きではない私でさえ、知ってるくらい
たまに頂き物なんかで職場に登場すると、
女子のテンションと、持ってきて下さった方の人気が急上昇する程の
有名&人気スイーツ。
 
こんな素敵な店だったこと、発見できてHAPPY!
 
時間さえ、ゆったりと流れるようなレトロな建物の中で
おだやかなランチタイムも、たまにはいいでしょう。

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柳川・北原白秋記念館

思い切って、柳川まで足をのばしたのは
川下りで知られる、水郷の風景や情緒に惹かれたせい。
 
『北原白秋記念館』は、どちらかというと
「時間があれば…」くらいの感じで、町並みを楽しんでいた。
 
食事に入った店で、BGMに流れていたのは
優しいオルゴールの音色の、童謡の曲。
心地いいな~ と、‘せいろむし’と‘柳川鍋’をたいらげる。
 
その時は、童謡の意味に、まるで気が付いていなかった。

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文豪・北原白秋の生家が、資料館として公開されている。

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名古屋市 町並み保存地区「文化のみち」

「一石三鳥」の3つめ。…というか、これこそ実は‘ついで’
だけど、想像していたよりずっと興味深く、
時間を忘れてしまうほどだった。
 
この地区の代表的な建造物 『二葉館』

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色も形もとても目を引く洋館の建物は
「日本の女優第1号」と言われた川上貞奴の邸宅。

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ボルゲーゼ美術館展

京都国立近代美術館

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翌日が最終日と、ギリギリになって
ようやく観に行くことができた

年末も押し迫ったせいか、寒くなったせいか
比較的、ゆったりとしていたように思う

今回の目玉、ポスターやチケットにも使われている
『一角獣を抱く貴婦人』は展示順の序盤にあって
さすがにその前は人だかりになっていた。
なかなか人の流れが進んでいかないのには訳があって
この絵、描き変えられたという謎を秘めた作品だから。

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正倉院展

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昨年、初めて行ってその魅力のとりこになってしまった
正倉院展

この時季の限られた間だけ、
いにしえの時代の宝物たちが
私たちの目の前にお目見えする、特別なひととき

 
今年の目玉は、このチケットにある 琵琶

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